遺伝子検査とは?

DNA、遺伝子、染色体など、学校の授業で習った言葉ですが、それぞれの違いをしっかりと把握している人はわずかだと思います。

それぞれ、人の細胞内にあるという部分では共通していますが、違うものを指します。

箱の中に箱があるような物だと考えるとイメージしやすいはずです。

人体の構成を大きな箱から順に説明して行きます。

  1. 人体は約60兆個の「細胞」で構成されています

  2. 60兆個の細胞それぞれの中に「核」があります

  3. 核の中に「染色体」があります

  4. 染色体は「クロマチン」で構成されています

  5. クロマチンは丸い形の「ヒストン」に糸状の「ヌクレオソーム」がからまって出来ています

  6. ヌクレオソームのことを「DNA(デオキシリボ核酸)」と呼びます

  7. DNAの中でタンパク質を作る役割を担っている部分が「遺伝子」です

このようにそれぞれ異なります。

DNAはひとつの細胞の中に30億個の塩基が螺旋状になって存在しています。

塩基は

  • A(アデニン)

  • T(チミン)

  • G(グアニン)

  • C(シトシン)

の4種類で構成されていて、ATGCは遺伝情報をしるす文字です。

生物の個々の違いはこのATGCの配列の違いによって生まれるのです。

ATCGの文字で組み合わさった、言うなれば人体の設計図の情報のことを「ゲノム」と呼びます。

なので、ゲノムとは約30億個の文字のことになります。

遺伝子検査では、このATCGの文字の構成を調べます。そして、得た情報を

  • 疾病に関する統計

  • 医学用の論文

などの根拠となる資料と照らし合わせて、将来的に発生しやすくなる病気や性格の傾向などを把握することができます。

端的に表現すれば遺伝子検査とは、人体の設計書となっている約30億個の文字を調べて解読する、ということになります。


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