遺伝子検査キットを購入する前に確認したいこと

遺伝子検査キットは値段が安いものは数千円で、検査内容の充実したキットでも5万円以内で購入できる時代になりました。

気軽に購入できる値段なので、楽しみというかネタ・話題作りのような感覚でキットを購入・検査する人も中にはいるはずです。

しかし、遺伝子検査でわかった結果によって特定の病気になる可能性が高いことがわかった瞬間に妙に体のことに気を使ったり、神経を使うようになってしまうかもしれません。

自分の体をことを知り、未来の健康に役立てるために遺伝子検査を受けたのに、検査を受けたことがストレスになり逆に体に害を与えるようになっては本末転倒としか言いようがありません。

まずはどんな結果を受け取っても心が揺らいだりしないかどうかを自分の心に確認してからキットを購入してください。

キットでの検査は医療行為ではありませんので、100%で何かを保証するものではありません。参考にするものであって鵜呑みにするものではありません。

キットを購入して検査結果をブログやTwitterなどで公開するのも周囲のことを考えてからの方が良いと思います。

というのも、遺伝子は50:50で両親から受け継いでいて、自分の遺伝子検査の結果を公開すると自分の両親や家族の遺伝傾向を公開することにもなるからです。

もちろん一卵性双生児でない限り家族とはいえ遺伝子の配列は異なりますが、両親から半分づつ遺伝子を受け取って個体が構成されていることには変わりがありません。

父親と母親は、さらにその両親から遺伝子を受け継いでいます。

つまり自分の遺伝子検査を公開すると、大げさかもしれませんが家族・親族になんらかの影響を及ぼす恐れがあるのです。

信頼できる企業・機関からキットを購入してください

遺伝子検査キットを使って採取したDNAは郵送で販売元や検査機関に送られます。

起こる可能性は低いとはいえ、遺伝子検査キットを扱っている企業や検査機関も人間ですので、採取した試料を取り違えてしまう可能性があります。

特に日本で検査キットを販売していても、実は唾液・血液など試料の検査は海外に郵送して検査を行なっている様な企業の場合は取り違えの可能性が高くなります。

販売用ホームページなどでも検査を海外で行なっているということを記載しているかもしれませんが、それほど大きく記載していないはずです。

日本企業が責任を持って国内で検査している検査キットを選んだ方が間違いが起きる確率は低くなるはずです。

遺伝子情報は政府によって個人情報と位置づけられています。なので、個人情報をしっかり保護できるノウハウや実績がある企業の方が安心です。

検査キットを販売している企業は採取したDNAを今後の研究に役立てるために利用することがあります。悪用される可能性はほとんど無いとはいえ、心理的に納得できないのであれば研究用に提供するかどうかを自分で選択できる検査キット販売事業者で検査を受けて下さい。

医療行為ではありませんし、新しい研究によって変更されることもあります

遺伝子検査キットは医療行為ではありません。

単一遺伝性疾患と呼ばれる、遺伝子の異常によって起きる病気については分析しません。

遺伝子検査キットは遺伝子情報と生活習慣によって影響を受ける病気に関しての検査結果のみを教えてくれます。

なので、生活習慣を改善することによって疾病の確率を下げる事ができます。

倍率で表示される確率に関しては、あくまでも現時点の研究結果に基づいて統計的に算出された数字です。

革新的な研究結果が発表されれば、倍率にも影響が出る可能性があります。

個人で管理画面を受け取れるサービスなら管理画面上のデータが更新されるかもしれませんが、紙で受け取る様な検査のタイプでは参考にしている検査結果が古いものかもしれません。

信憑性の高い数値で常に確認したい場合は管理画面をWEBで確認でき、都度更新されるタイプの遺伝子検査をおすすめします。

他にも参考にしている論文や資料が欧米人向けのものだと日本人にはあてはまらない可能性があります。

できればアジア人、日本人向けの論文を参考にしてデータを算出していることを明記している企業のサービスを利用してください。

遺伝子検査を一躍有名にしたアメリカの「23andMe」の遺伝子検査は欧米人向けのデータを参考にしています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です